お題箱長編
右のゾンビが自分です。
キャンペーン中の広報活動の一環として、1日おきに行っている普段の記事の間にも、雑記や過去のドット絵のご紹介など、ゆるめの内容の記事をお送りしております。
前回はゆるめといいつつ結局膨乳の仕様の話になってしまって、あまりゆるくはなかったような気がしています。
私事ですがすこし具体も悪いので、今日は本当にゆるめにしたいです。
お題箱で頂いたお話について少し集中してお話してみたいと思います。
他の方の作品でも、特定の要素のフィルタ機能についてお話されているところをたまに見かけますね。
良い機会なので自分も考えてみたいと思います。
結論から言うと「特定の要素を排除する」フィルタリング機能はつけません。
主な理由は現状では工数に見合った効果が得られないと思うためです。
エロとグロがはっきり分けられるものだとして、そのどちらかだけ楽しみたい方は、もしそのやられが入る状況になった場合、いらない方は飛ばせば済みますし、仮に無視できないほどにどちらかが苦手という方がいた場合、申し訳ありませんがこのゲームはあまり向いていないように思います。
勿論、フィルタリング機能がまったく無意味だとは思いませんが、紹介スペース等でもたびたび表記している今作のテーマ、恐ろしい存在に襲われる絶望感や、死への憧れ、被虐的な官能、それらを表現するために無残な終わりや敗北後の陵○はなくてはならないものだと考えており、テーマの部分を排除してまでプレイして頂くのは本懐ではありません。
お題箱で仰っているフィルタリング機能の目的は「販路を開く」ということで、より多くの方に買って頂くためという趣旨だと思います。
重ねて申し上げますが、フィルタリング機能によってより売り上がる場合もあると思います。
しかし今作の場合は、限られた工数をかけてアプローチをするのであれば「排除」に労力を割くのではなく「追加」を行う方が、より嗜好が近い人に届く可能性があるし、既に見て頂いている方の満足度にも繋がると思われるため、少なくとも現段階ではこちらに工数をとりたいと思う次第です。
(CG集などでよくある陰毛有り無しの選択とか、バリエーションが増えることに関してなら有り得そうですね)
余談ですが、もともとリョナグロ方向にあまり興味がなかった人に対して何も考えないかというと、そういうつもりもありません。
今作は「グロを見せる」こと自体が目的なのではなく、そうした暴力シーンはあくまで蹂躙されること、「やられる」ことの官能性を伝えるための手段として考えており、最終的に伝えたい感情は「エロさ」です。
ハードに先鋭化しまくって興味のない方を突き放すのではなく、あくまでも「これってエロくない?」の考え方で、どちらかというと「布教」とか「提案」の姿勢で製作はしているつもりです。(常にそれが出来ているかはわかりませんが……)
なので、自分の認識のお話になってしまいますが、グロ表現自体はそれほどハードではなく、首がとぶ・食い殺される等、事象としては「バイオハザード」でもあり得るくらいのものが目安になっています。
緻密な3Dモデルではなくこちらはドットですし、プレイステーションでできているのに個人制作でだめということはないでしょう。多分。
これがエロいと思う、という嗜好がそれぞれ出てくるのが個人製作の良さかなとも思いますし、そのあたりは大切にしたいところです。
今回は以上です。
ゆるかっただろうか、またゆるくもなかった気がします。
それではまた。
ラスボスエリアは敵あと1体です。