読み方

最近暫く忘れかけてた漫画の読み方を思い出しました。
というのも、時間に追われて今回のストーリー把握しとかなきゃ…
というある種の義務感に駆られたような読み方を続けていて、
こういう読み方って案外絵ばっかり追いかけてセリフが頭に
入っていなかったりするんですよね。

今回きっかけとなったのが毎月楽しみにしている漫画の1つである、「パンプキン・シザーズ」。
脇役の一人一人が懸命に生きていてその世界に参加しているような
群像劇が魅力で、今月のお話を読むに当たって
セリフの1つ1つを咀嚼して、コマの情景を頭で思い描きながら
読んでいる自分に気が付き、忘れかけてた感覚が甦った実感が湧きました。

世の中にはまだ出会っていない漫画が山のようにあって、
当然それら全てを網羅することは個人では中々叶いません。
時間的にも金額的にも。
ただ、そんな中で墓の中に入れておきたいくらい好きになる可能性のある
漫画とまだ出会いを果たしていない可能性だって勿論あって、
できればこのまま知らずに過ごすよりは出会ってみたいですよね。

特に少女漫画で当時「フルーツバスケット」を読んだ時は衝撃が走ったもので、
まだまだきっと普段触れないジャンル、新雪の野の中に
未だ知らぬ名作が沢山あると睨んでいます。