明日のキャララとふかみちゃんミニボイスドラマ『はじめてのクマ川くだり』ご紹介です! (進行豹
こんばんわです! 進行豹です!!
十二月! ちょお早いですね!!
気がつけば本日がもう二十日。
今年残すところはわずかに十日ちょい、と、なんだか気ぜわしい感じです。
そんな師走の終盤戦!
明日の二十一日にはなんと!
キャララ! の開催がございます!!
http://www.excaddy.jp/charara/
Lose様では「まいてつ」ふかみちゃん役の声優!
佐倉江美さん
https://twitter.com/sakuraemi2
をゲストにトークショーを開催されまして、
わたくしもそちら、台本と進行役とでお手伝いさせていただきます!
トークショー内ではなんと!!
「ふかみちゃんと一年中!!」
http://vigorball.com/project/s/project_id/31
の目玉のひとつでございます!
『あなたが主役のミニボイスドラマ』のご納品済み&紹介OKをいただいております台本から!
一本! まるまる!! ご紹介させていただきます!!!
すごいっ!
完品のミニボイスドラマを生朗読で無料でまるまる聞けちゃうチャンス!!!
可能でしたら、ぜひぜひお聴き逃しの無いよう!
お運びの程いただけましたら、とてもうれしく存じます!!
でもって本日のこちらの記事でも!
新規の台本一本! ご紹介させていただきます!
いただきましたリクエストは~
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ふかみちゃんと御一夜でデート。
最後はクマ川くだりでお願いします
///
という、自由度がとても高いものでございます!
ラストの「クマ川くだり」まで、どんな流れを選んでいくか――
わたくしの回答は、こちらとなります!!
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『ふかみちゃんと一年中!! XXくんのためのミニボイスドラマ 「はじめてのクマ川くだり」』
2018/12/19
;セリフは全てふかみ
「ふわー、楽しかった~!!」
「地元も結構、観光すると面白いね~。
焼酎蔵の見学、わたしには早いかもって思ってたけど――
いってみたら、すごく良かった!」
「案内してくれた人。右田一酒造元の真闇さん。
すっごく素敵で優しくて!
まだわたしがお酒飲めないことわかって、
試飲、ラムネにしてくれたし――」
「それより何より、焼酎の作り方教えてくれたとき……
うふふっ、クマ川の水のこと、ものすごくほめてくれて!」
「あ、そうそう! うん。
XXくんも覚えてくれてたんだ、うれしい」
「米焼酎の味を決めるのは、米と水。
そのお米だって、クマ川の水で育ったお米――」
「だから、うふふっ。
『クマ焼酎ば、クマ川あって』って……
わたしが、クマ川くだりの子だから……
わかってて、クマ川のこと、あんなに褒めてくれて」
「え? 『まるでふかみがクマ川の持ち主みたいな喜び方』って……」
「持ち主っていう感じじゃなくて――
んと、自分のおうち……自分の家族が褒めてもらえてる感じ……かな?」
「クマ川は、クマ川くだりのあの舟は……
わたしの全部を包んでくれる、ゆりかごみたいなものだから――」
「お母さんとか、おじいちゃんたちとか……天国にいるお父さんとか。
もちろん……ええと……
わたしの大好きな――XXくんとかとおんなじで」
「大切だから。
かけがえの無い存在だから
……褒めてもらえるの、くすぐったくて、ほんのちょっとだけ照れくさいけど
――嬉しいの」
「え?
『クマ川くだりっていったら』……なぁに?」
「あ……ほんと、ほんとだ!
XXくんって、まだ、クマ川くだり乗りに来てくれたことない!
少なくとも、わたしが船頭さんとかしてるときには」
「『せっかくだから』? うん――
うん。――うんっ!」
「今日の船頭さん……堰おじいちゃんだから、
ほんのちょっとだけ冷やかされちゃうかもしれないけど」
「でも、わたしも考えてみたら――
純粋にお客さんとして、クマ川くだりを経験したことって、
いままで、一回もないから――」
「えへへっ! うれしい! XXくんとのデートで、
ふたりの、はじめてのクマ川くだり!
一緒に経験できちゃうなんて」
「じゃ! いこ!
いまなら最終の舟の乗船うけつけ、まだギリギリで間に合うし!」
「ね? ほら、早く! XXくん!!」
;SE 駆け足 (F.O)
;SE 水音 ざぶーん!!
;環境音 川下り
「わ……わぁああああ……気持ちいいっ!」
「これ、楽、すごく楽!!
楽しい! 自分で舟を操ってるときと、
見えてくるもの、全然違う!!!」
「あ! ほら、見てXXくん!
あの鳥珍しい! スズメみたいなの」
「あれ? なにかなぁ。
とさかみたいになってるし、足も長いし、スズメじゃないと思うんだけど……」
「あ、うん。知らない鳥。
ひょっとしたら普段も見かけてるのかもだけど――
え?」
「あはは、だって、XXくん。
わたし普段は、船頭さんかトモハリさんで、ガイドさんしてるんだよ?」
「だから、知らない鳥を見ても、『なんだろう』とか気にしてる余裕ないの。
まずはなにより安全第一。
お客さんに絶対ケガとかさせないように、川の様子に心をくばらなきゃいけないし――」
「その上で、見どころとかもご案内しなきゃでしょ?
『あ! 見てください。カワウがいます。
クマ川の鮎を朝ごはんにしにきたんですね~。
あそこにいる釣り人さんたちと同じ、です!』
……とかなら、よろこんでもらえるアナウンスになるけど……」
「『あのすずめみたいな鳥、なんですかー?』
なんてお客さんに言っても――え?」
「あ! そうだね。それはサービスになる!
さすがXXくん~」
;↓SE 「きゃああっ」直前から激しい水音かぶせる
「うふふっ。じゃ、お客さんたちが『日ノ本野鳥の会ご一同様』のときは!
『あの鳥はなんですかー?』って、わたし、聞くようにしちゃ――きゃああっ!?」
「ふえっ!? なんで、いまものすごく揺れ――
はうっ!? X、XXくん、ごめんなさい!
わたし、思いっきりしがみついちゃったりして――」
「え? 『むしろうれしい』って……あ。
ええと、ね? XX……くん」
「わたしも、すごく――
ドキドキするけど――うれしい、です。です」
「だから……あの、ね? XXくん」
「XXくんの手……このまま――わたし。
ぎゅってしたままでも――あ」
「……えへへっ。うれしい。
手をつないだまま、川をくだるの――
こんなに素敵なことなんて、
わたし、想像もしたことなかった――あ」
;心の声
(いま、おじいちゃんったらわたしにウィンク――
そっか、わざとかー。わざとやってくれたんだー)
;思わず口にでる
「おじいちゃん――グッジョブ!」
「ふえっ!!? え!? いま、わたし、口に出して――
てっ、ってっ、て。なんでもない、なんでもないの――
あの、うん! 船頭的なね? 職業人としての、その、思わず口に出たひとりごと」
「ふ、普通の人はなかなかわからないと思うんだけど――
あ! うん! この辺はちょうど、
川底に隠れた岩がすっごくゴツゴツしてるとこなの」
「だから、それを安全に回避してるおじいちゃんは、
やっぱりベテランですごい腕で――
それでグッジョブ! って――え!?」
;環境音off
「もう着船所……すごい、お客さんだとあっという間~
あ、ちがうね、これ。お客さんだからじゃない」
「XXくんと……大好きな人と一緒だから。
すっごく楽しかったから――
だから、時間が、あっという間にたっちゃったんだね」
「あ! えへへっ、ありがと、XXくん。
だよね、舟、止まってたってゆれるから危ないもんね」
「……うれしい。わたし、お姫様みたい。
手を引いて――エスコートしてもらって、舟おりるなんて、はじめて」
「ね? 歩こ、XXくん。
こっちの着船所からだったら、エアクラバスのバス停、すぐだし」
「クマ川下りの送迎バスだと――
おじいちゃんの耳が気になっちゃうから……
ふたりのお話、できないし」
;SE 足音
「――わたし、送迎バスにのらないのも、はじめて。
……XXくんにはいろんなはじめて。
うふふっ、プレゼントしてもらってるね」
「はじめての告白、はじめてのお付き合い。はじめてのデート。
はじめてのカップル割引。はじめてのビーチパラソル。はじめてのスケート」
「『敬語禁止』っていってくれた人も――
まだ、ときどきは出ちゃうです――あうっ、出ちゃうけど――
えへへ、はじめてだし」
「それから今日は――
はじめての酒造見学に――
うふふっ、はじめてのクマ川くだり!」
「……XXくんといると、世界がひろがる。
わたしは自分で思っているよりもっと自由で、
なんでも挑戦して、経験していいんだなぁって、
教えてもらえて、すごくうれしい」
「え? ……あ――
――うん。です」
「わたしも、今日こそ……もうひとつ。
素敵なはじめて、経験できたらいいなあって――
ずっと、ずっと思ってました、です」
「あの、目……め、つむってたほうが――っ!!?
あぅ……ぁ……」
「(キス)」
;おしまい
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いかがでしょうか!?
「XXくん」とくん呼びのイメージを活かしたく、
ういういしさが残るとこでのデートイベントとさせていただきました!
このように、自由度が高いご指定の場合は、
どんな距離感のドラマに仕上がるのかもお楽しみにいただける!!
ということとなるのではないかと存じます!
どうぞご支援ご検討の一助としていただけましたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします!