音の3要素
高い? 小さい? 重い軽い?
皆さんは音という抽象的なモノを誰かに伝える時に、どのような言葉を使っていますか?
「その音もっとカラッと」「ドンとくるように」「それちょっと重めに」…。
伝える方も受け取る方も、どうも抽象的に過ぎて困ったりします。
実は音というものは大雑把に言えば3つの要素しかありません。
今回はそれを超大雑把に説明したいと思います。
音の三要素 音程/音色/音量
音程=周波数の高低
音色=倍音の含み具合
音量=エネルギーの強弱
はい、わかりませんね(笑)。
以下かんたんにこれらを説明します。
1.音程
眼の前にピアノの鍵盤があるとします。
鍵盤の左の方を適当に叩くと、(周波数の)低い音程が鳴ります。
鍵盤の右の方を適当に叩くと、(周波数の)高い音程が鳴ります。
これが音程です。
2.音色
これが一番複雑なので、最も単純で乱暴な説明をします。
余計な音が一切混ざっていない音が、暗い音色です。
訓練されたオペラ歌手の声などがこれに相等しますが、これを「暗い」と呼ぶには抵抗がありますよね。
なので音色の表現はとても複雑になるのです。
では逆に多くの雑音の混ざった明るい音色は…「赤ちゃんの鳴き声」です。
「びえええええ!」というアレです。
まあ元気ではありますが、これを明るい音色と呼ぶのもまた抵抗があったりもして。
なので音色の表現はとても以下略。
これについては、またいつか別の機会に。
3.音量
PCにスピーカーもしくはヘッドホンが繋がっていると思います。
そのボリュームノブを右に捻れば音量が上がります。
ボリュームノブを左に捻れば音量が下がります。
これら3要素を使い分けてみよう
「ちょっと音上げて」→「音程上げてくれる?」
「シャキッっとできる?」→「音色明るくできるかな?」
「ギターもうちょい欲しい」→「ギターの音量上げて」
どうでしょう、これだけでもかなり伝わるのではないでしょうか
ヽ(´▽`)ノ