早水虎爺狼 / TryAmpH 2019/02/12 03:13

取り留めの無い話。【2019/02/12】

●星天が停止する夜

2月はちょろっと作曲なんぞをしておった。
Cubaseを覚え始めたので、適当に弄ぶには程度が良いのかも知れぬ。
「曲数が纏まったら作品化しようかなぁ~」
とか、考えてみたりもしたけれど。
如何にも出来上がりの音楽たちを省みるにピントが来ない。

今回、表題に貼り付けている曲なんて其の感じの一つなんですよ。
うーむ、何か違う・・何かが違うんです。

原因は自分の中で割とはっきりしておって。
題材の無い音楽は結局、音を楽しむ止まりだと謂う事。
神経とか、魂の部分にピピピっと来ないのよね。
あんまり深く己に入り込まないと謂うか、上澄みっぽい感じ。

上澄みは澄明であるが故にこびり付かないのよね、汚れや憎しみが。
憎悪の感情が一番、楽曲を輝かしいモノにするってのは、
自分の経験上で良く知っておるのですな。
気楽と書いて気が楽ちんではありますが、
ん~……どうだろうな、ドロドロが足りないと謂うか。
自分の中の熱情とか律動がラロラロラロリアロロしないからね、難しい問題。

かと謂って其の成分が強過ぎれば頭が破裂して死ぬ。
と、謂うピーキーな仕様、困ったもんである。

適度な題材感が必要なのである、うん。
創作感が皆無ではそりゃピンと来ないであろうなのである。
なので音楽とか跫樂を遣っている~ってよりも、
最近はCubaseをポチポチしてるだけ――。
みたいな事実が迸っているのだと思う。

少なくとも此れを跫樂活動だとは呼べないね、あたしゃあね。
ただ、音を鳴らしているだけって感じよ。
まァ、今更ってもンなのかも知れないね。
此処数年で『創作』の名に相応しい何やらを為したか?
と、謂えば答えは明白であると謂わざるを得ないのであつた。
すつかり情念は消え果ててしまつたのである。

近頃最近の尤もな幸福とは何か?
其れはバーチャファイター5FSに於いて、
サラのスイッチキック(4K)をしゃがみ相手に当てて、
レバーよろけを誘発する事、其の瞬間である――。
と、謂う様な状況に際して、
己ずから人生の死臭を感じずにはいられないのであつた。

余りにも幸福と懸け離れた生活を送っているのが悲しみであつた。
(久しぶりにVF5FSやったけど、ほんとにおもしろかった。)
今でも遊べる神ゲーなんだよなー、バーチャ最高~。

あああああああっっ!!(咆哮)
なんか!こう!やってやったぜ!って謂う情熱が欲しい!!よぉっ!!
そりゃイエスタデイワンスモアも
「つまらん人生だったな、野原ひろし」
とか、謂い出すわ。ほんと、それな。

でも、実際・・。
「スイッチキックのジャストミートが気持ち良いんだから仕方あるまいよ」
なのだろうか?ほんとに?そんな人生で生きていけるのかい??

プロゲーマーのウメハラ氏がいつか謂っていた。
「パァン!の音が気持ち良過ぎて・・」と。

・・・うむ。
人生を踏み外し掛けたり、踏み外したりは、やっぱ打撃なんだよな。
『創作』に於いて一番大切な事は何か?
其れは『リズム&暴力』なんだよ。
ジャッキーチェン(成龍)然り、格闘ゲーム然り……。
少なくとも『リズム』が大事だってのは、
カウボーイビバップのスパイクも謂ってた。
愛を囁くのも飯を食うのもリズムが大事なんだ、みたいな。
チャールズ・チャップリンも大好きや。

ジャッキー映画で一番好きなのは、今に考えるとシティハンターかも知れぬ。
空中三段蹴りとか素晴らしかった。
奇蹟(ミラクル)の回転三段蹴りも超好き。

うーん、なんか。
リズムも暴力も回転も……。
今の己に不足している気がするなァ。
足を踏み外さなきゃ空は飛べないのぜ。
(※但し、落下する危険性が妥当である。)

VF5FSに於ける一等賞は、中段全回転である。

此れな、ほんとそう。
中段の全回転を最速で打てる奴が最強キャラ、間違い無い。

なんか気が晴れるかな?とか、思って記事の更新なんぞを遣って見たけど、
結局、積み上げ続ける事でしか、星天や虹に手は届かないんだよなァ。
藁の山じゃあ崩れてしまうし、煉瓦の家じゃ詰み上がる前に歿してしまうのであつた。
かなしいなァ。

満足感、欲しいよね。
やってやったぜ!って気持ちの奴。
更に謂えば『どんなもんじゃい』だよ。
到達したいのよね、あの素晴らしい『どんなもんじゃい』へ。

詰み上げてぇなぁ~オレもなぁ~。
ちくしょう、ちくしょう。
だから、〆の一文はいつもこんな仕舞なのであつた。
「頑張ろう」

●君が生まれた月

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索