44+ 2019/07/27 00:36

190726 絵の描き方の話(その1)

Ci-enキャンペーンの公約に基づいて描き方の解説をしたいと思います。
元々の公約でどんな事言ったのか確認しようとしたら見れなかった…

ちょっと長くなりそうなので数回に分けます。

あまり難しい話はしたくないし変な手順の押し付けみたいな事もしたくないので
どちらかといえば概念くらい・・・の話をしたいと考えております。

改めて話をすると自分ができてる事できてない事があったりしますが・・・

□人物の頭身やバランスについて

自分の描き方で何度か説明していますが、アタリを取る事があまりありません。
慣れてる物を描いている時は概ね直接線画が出来上がります。
逆に慣れてない時、悩む時はやはりラフになりますが・・・

「慣れる」というのが重要ではありますがどう慣れるのか・・・

自分は「位置関係や比率」を保つ事が大事と考えています。

人体の黄金比とかは特に説明しませんが、頭の大きさに対しての肩幅は同じキャラであれば大体同じ、胴体の長さも頭2個分とか3個分、肩から股下までの長さと手首までの長さは同じであるとか(あくまで個人基準)ある程度の関係性を意識すると良いと思います。

線を引く時、例えば目を片方描けばもう片方の目はこのあたり~と実線を引く前にペンを浮かせて場所を探るような描き方をして位置関係を決めていっています。

アタリを取るというのが正にその位置関係を大体確定させる行為なのですが
慣れるほどそういう手順というのはスキップできる物だと思います。

密度の差はあれど著名漫画家が下描き無しにいきなりコマ内のペン入れしてしまうなんて話もありますし、やはり慣れは大事・・・

□構図について・・・

自分が全然できてない部分の話ですが
写真を少し齧っていた実感と個人的に気が付いた事からの話を少しさせて頂きます。

  • 1,「日の丸構図」からはやはり少し崩したほうがいい。
  • 2,絵の観覧ポイントとして3点くらいなにか要素があるといい絵になる(かもしれない)
    といった感じの話なのですが・・・説明が難しい(汗

1,キャンバスの形状にもよりますが、概ね中心軸から人物をずらし四隅のどこかに空間を作るような配置をする事でなんとなくドラマ性を演出する事ができます。
たぶんマンガでもそういう事をテクニックとして説明してる書籍があったはず・・・

縦キャンバスやポートレイト的な物だとそこまで厳しく中心から崩す必要は無さそうな気がしますが空間はうまく作ったほうが良いと思います。

空間を空間のままにするか、なにかを配置していくかはどんな絵を求めるのかによるので1の話としてはそこまでは説明しません。

2,絵の観覧ポイントについて・・・は即興で図解するのが難しいので文章のみで。

ポイントの1点目はキャラになるのですが2点、3点は背景であったり別の人物だったり持ち物であったり、1枚の絵で見せたい物を3点以上配置する事で迫力をつけるという話です。

過去絵で例を説明しますと↑この2枚は人物や小物と背景を合わせて3点とした例になります。

この考え方は物を複数描けという話ではなく人物だけでも成立する話で、グラマーなキャラであれば体のくびれで顔、胸、腰回りという感じで3点作り出す事ができると思います。
キャラクター装飾で3点生み出す事もできますし、エロ絵ならキャラと男優(ちんちん)の配置等で作り出せる物ですね・・・

自分の好きなズィーベンお姉ちゃんは大きな翼が配置される事でポイント数を単体で増やせるデザイン的に魅力のあるキャラだと思ってます。
ケモミミや尻尾も盛り方で大きなポイントになるので良いですよね・・・

割と屁理屈みたいな所がありますが、物の位置関係や配置で雰囲気を良くする事ができるという最初のバランスの話にも若干関係してくる話になります。

今回はこのくらいで、こんな解説のし方で塗るまでお話を進める事ができるのか心配です・・・

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