NaotaNanase/七瀬社 2019/05/14 12:54

気になるてるちゃん

昭和初期の田舎をテーマに幼馴染のCFNM作品『気になるてるちゃん』を作ってみました。
今回は途中で物語が分岐するような形になっております。
てるちゃんと一緒に男子のもっこりを堪能出来る『ふんどしルート』
そして、育ち盛りのオチンチンや金玉を堪能できる『フルチンルート』
パラレルワールド的な二つの物語をお楽しみください!

気になるてるちゃん

 これは昭和初期頃、とある山奥にあった小さい村での話。
 この日、学業を終えた輝子が、家で縫い物をしていると、外から元気いっぱいな声が聞こえてきた。

「てるちゃん! 今日は暑いし、川に行こうぜ!」

 聞き慣れたその声は、幼馴染の正雄である。

「いいよ! ちょっと待ってね、正雄君!」

 輝子も負けじと、大きな声で返事した。
 二人はそろそろ年頃となる男女であったが、どちらも、まだ異性に対して特別な感情や興味を抱いた事は無かった上、幼馴染という関係でもあったから、性別を気にする事無くよく遊ぶ仲であった。
 更にこの村には、他に二人と歳の近い子はおらず、男女で遊ぶ二人をからかう者もいなかった。
 こうした背景があったから、毎年、暖かくなるこの時期には、よく二人で近場の川へと遊びに出かけていたのだ。
 輝子は活発な女子で、人形遊びよりも、外で走ったり泳いだりする方が大好きであったから、今年も正雄が川遊びに誘ってくれた事が嬉しかった。
 
「てるちゃん、まだかい?」

 急かす正雄の声が聞こえ、すぐにでも家を飛び出したかった輝子であったが、ある事を思い出し、正雄に少し待ってもらうように頼んだ。

「正雄くん! あと30秒待って!」

 輝子が箪笥のある部屋に駆け込みながら叫ぶと、外にいる正雄は大声で数を数え始めた。

「いーち、にーい、さーん」

 そんな声の中、輝子は慌てて服を脱いで裸になると、箪笥から水着を取り出してそれを着始めた。
 去年までは、水着を持ってすぐに飛び出し、川へ着いてから、裸になり着替えていたのだが、今年から輝子はそれをしたくないと考えていた。
 何故なら、輝子の身体は去年に比べて、著しく変化を始めていたからだ。
 胸は服の上からでは目立たないものの、少しばかり膨らんでおり、先端にある乳輪は大きくなり、直接見れば、男子の胸とは十分に区別がつくモノになっていた。
 更に股の方は、一直線に入った筋状の割れ目を取り囲むように、黒々とした毛が生えていたから、こんな身体を正雄には見られたくないと思ってしまった。
 去年まで、正雄の前で平気で裸になってた輝子にも、ようやく羞恥心が芽生えてきたのである。

(んと、これでよしっと!)

 水着の上に服を着て、川へ行く支度が整った輝子は、玄関を目指して、全力で廊下を駆け抜けた。

「にじゅごー、にじゅろーく、にじゅ……」

「おまたせっ! 川に行こう!」

 正雄が二十七と数えようとした時、靴の踵を踏みながら、輝子が家から勢いよく飛び出してきた。
 輝子の姿を見た正雄は、ニコっと白い歯を見せて笑うと、無言で逃げるように、川の方へと走って行った。声には出さなかったが『捕まえてみろ』という事だろう。

「あぁ! 待てぇ!」

 唐突に始まった追いかけっこ。輝子は靴をしっかり履き直すと、庭に掛けてあった手ぬぐいを素早く取り、それをブンブン振り回しながら、正雄の背中を元気よく追いかけていった。


 暫くして、川へ着いた二人は、水着姿に着替える為、服を脱ぎ始めた。

「あれ? てるちゃん、下に水着着てきたのかよ。オレも履いてくればよかったぜ」

 その言葉を聞いた輝子は、疑問が湧いたような表情を浮かべた。女子の輝子は何年も前から水着を着ていたが、男子の正雄は裸のまま遊ぶ事が当たり前だったからだ。
 今年も例年通り、正雄が裸で遊ぶとばかり思っていた輝子は、正雄にその疑問をぶつけてみた。

「正雄くん、今年は水着を履くの?」

「えっと、その、あれだ。チンポに毛が生えちまってさ。まあ、水着っていうか、黒猫(褌)だけどな……」

 正雄はそう前置きをしてから、詳しい経緯を輝子に話し始めた。
 どうやら正雄は数年前から、黒猫褌を付けて川遊びをするように親から言われていたらしい、だが、今までずっと裸で遊んでいた事と、面倒臭さも相まり、黒猫褌は持って来ていても履いていなかったようである。
 しかし、輝子と同じく、今年になって陰毛が生え始めた正雄は、自分の性器が大人になったという事を自覚し、そんな性器を輝子に見せてはいけないと思ったようである。口には出さなかったが、当然、輝子と同様に、毛の生えた性器を見られたくない、という羞恥心もあったはずだ。

「……という訳で、今年から黒猫を履くから安心していいぜ」

「うん」

 いつもと変わらない様子で返事をした輝子だが、"チンポに毛が生えた"という正雄の言葉に胸が高鳴っていた。
 この言葉で、自分の身体と同じように、正雄の身体も成長している、という事を意識してしまった為である。
 輝子の股にも毛が生えているのだから、同い年の正雄が生えていても何らおかしくは無い事である。
 しかし、輝子の記憶の中にある正雄の性器は、ドングリの様な形をした可愛らしく小さい陰茎(ペニス)である。そんな可愛らしいドングリに毛が生えていると思うと、なんだか不思議な感じがしたのだ。
 さて、輝子がそんな事を考えている最中、正雄は、何やら慌てたように、ズボンの前後左右のポケットを必死に調べていた。

「あれ、おっかしいな~」

 そして、正雄は、苦笑いをしながら頭を掻いて呟いた。

「……忘れちゃった」

「えぇぇぇ!」

 思わず、ずっこけそうになった輝子。
 正雄は褌をポケットに入れてきたつもりだったが、どうやら家に忘れてきてしまったようであった。

「仕方ねえ、ちょっと取ってくる!」

(どうしよう。私は、正雄君が裸でも構わないんだけど……)

 輝子は一瞬だけ迷った。そして、正雄にこう声を掛けた。


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フリープラン(無料)の方は『ふんどしルートの閲覧』を、ベーシックプラン(有料)の方は『フルチンルートの閲覧』+『両ルートのpdfデータのダウンロード』ができます。
また、今回、スポンサープランの方にはイラストのカラーバージョン、限定の勃起差分を詰め込んだzipファイル。そして、作中で書くことが出来なかった正雄の性器に関する詳細メモを掲載しておりますので、お金に余裕がある方はご支援の方よろしくお願い致します。(プラン問わず性器には規約に則りモザイク処理をしておりますので予めご了承ください)

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