【官能小説】ヘンタイ好きシリーズ・女子高校生ミコ(12話)
舌足らずの声は、本気で拒絶はしていなかった。
彼は乳首を銜えたまま、ニンマリ笑った。
そしてもう片方の胸を揉みながら、激しく吸い出した。
「あっやっ、やんやんっ!」
ビクビクッと背中が動いてしまう。
胸を吸われる快感も、この時はじめて知った。
彼はザラザラした舌の表面と、ヌルヌルした裏面を使い、絶え間なく乳首を舐めた。
すると真っ赤に染まり、立ってしまう。
「ああっ…!」
「恥ずかしがることは何にもないよ。ココは男だって弄られるとたまらないんだから」
彼はそう言って、揉んでいた方の胸を今度は口で愛撫しはじめた。
そして唾液で濡れた胸の方は、手で愛撫する。
「ああっ、むっ胸も弄られると気持ちイイぃ」
わたしは思わず彼の頭を抱え込んだ。
そうして薄暗くなる頃、ようやく彼は解放してくれた。
ティッシュで胸やアソコを拭いて、タクシーを呼んでくれた。
別れ際、一万円札を10枚も渡してきた。
「あの…」
「また気持ちよくなりたかったら、おいで」
彼はわたしの耳元でそう言った。
わたしはぼんやりしながらタクシーに乗り込み家に帰った。
…その後、夜、ベッドで1人でいると、彼の愛撫を思い出してしまった。
「んっ…!」
自分の指で胸やアソコを弄っても、彼が与えてくれた快楽には程遠かった。
本当は忘れたかった。
あんな変態に、あんなことをされたのを…。
でも体は夜な夜な疼いた。
あの刺激が欲しくて欲しくてたまらなくなってしまった。
そうしてわたしは彼と出会ってから一ヵ月後に、再びあの場所へ足を踏み入れた。
アパートの部屋に行くと、彼はこう言った。
「待ってたよ。我慢できなくなったんだね? さあ、おいで」
腕を引っ張られ、わたしは彼の部屋に再び入った。
そして服を全て脱がされ…。
体の隅々を愛撫された。
―そして付き合うようになるまで、時間はかからなかった。
一線を越えるのは、彼の部屋を3回訪れた時だった。
アソコに入れてほしくて彼に頼んだ。
そのサイズにはじめはビックリしたけれど、でも…入れてくれた。
一つになった時、わたしはやっぱりと思った。
やっぱりわたしは、この変態が好きなんだと。
痛みと快楽の中、気付いてしまったのだ。
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