月宮魅艶 2019/05/13 13:08

【官能小説】ヘンタイ好きシリーズ・女子高校生ミコ(10話)

…彼と出会ったのは、3年前の中学2年生の時。

休日、1人で出かけていたわたしは、この近くで迷子になってしまった。

今でこそ迷わず来られるけれど、ここは入り組んでいて迷いやすい土地だった。

空き家も多く、人気も少ない。

わたしはたまたまアパートから出てきた彼に、道を尋ねる為に声をかけた。

本当は分かっていた。

彼が危険な人だということは。

その時の萌えキャラのTシャツを着て、ボロボロで汚いジャージのズボンを穿いていたから。

でも他に誰もいなかったし、選択肢は他に無かった。

彼はわたしを頭からつま先までジロジロ見た後、ニンマリ笑った。

そして疲れただろうからと、部屋に招いた。

少し休めば道を教えてくれるというので、わたしは渋々彼の部屋に入った。

だけど部屋に入ってすぐ、わたしは彼に布団の上に押し倒された。

そしてロクに抵抗もできないまま、スカートの中に手を入れられ、パンツの中まで触られた。

「あっ、やっ!」

「可愛い声だね。ボクの理想とピッタリ♪」

彼は嬉しそうに、わたしのアソコをまさぐった。

その刺激に、強張っていた体が徐々に解されてしまった。

心がどんなに拒んでも、クリトリスを指で押され、穴をグリグリと刺激されては、体は快楽に支配されてしまう。

「あんっ、やめて! ウソツキ、変態っ!」

「その変態の手でイかされているエッチな女の子はキミだろう?」

べろっと首筋を舐められた。

けれどその時感じたのは不快感ではなく、ゾクゾクする快感だった。

「あっ…!」

徐々に開いていく足。

彼の手は乱暴にアソコをいじくる。

「ホラ、どんどん穴からいやらしい液が溢れ出してる。キミはボクに触られるのが好きなんだよ」

「そんなぁっ!」

涙が溢れてきた。

でもそれは与えられる快感のせいだった。

彼の言葉と行動、与えられるものが全てわたしの体と心を揺さぶる。

それまでわたしは普通だと思っていた。

告白されたことはあったけど、心が動かなかったので断ってきた。

どんなイケメンに告白されても、どこか物足りなさを感じていたから…。

それを満たすのが彼だとは信じたくなかった。

けれど体はどんどん開いていく。

彼は突然パンツから手を抜いた。

「あっ…」

ほっとしたのも束の間、そのままパンツを下げれた。

「あっ! やめて、見ないで!」

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