littleambtion 2019/07/10 17:15

【雑記】プログラマーの採用ポイント

リアルな話、プログラマー採用基準を考える

いつもlittleambitionを応援して下さりありがとうございます!
たまにはリアルな話でも。
フォロワー様の中にはプログラマーをしている方もいらっしゃると思います。
採用情報でよく経験言語を掲載されていることがあると思うんですが、私の独断と偏見だと1つ乃至2つでもしっかりと言語を身に着けておけば大抵の言語は対応出来ると思うんです。
特にC#やJava辺りだったらいろんな言語に対応出来ると思うので未経験言語でも採用できる可能性があると考えます。
実際、私は前職だとC,C++,VB,C#とやっていて今いる会社はPHPメインですが即戦力になりましたし。
もちろん経験年数や携わった業務次第では即戦力化しなかった可能性もありますが...。
なので、実務で開発経験があれば多少違う言語でも採用してもいいと考えます。

各言語の特徴

さてここからは私の経験上でのプログラム言語の特徴を勝手に書いてみようと思います。
結構独断と偏見で書いていますので完全に間に受けないで下さい。
あと全言語を網羅するのは無理なのでここではよく出る言語を紹介します。

<VB>

プログラム言語の理解は出来るが文法が他言語と比べると少し独特なため乗り換えはちょっと難しい。
一応BASICと銘打ってはいるもののオブジェクト指向(不完全ながらも)を取り入れていたりするので努力次第で他言語への転向も十分可能。
ただVBしかやったことがないと転職などでは少し狭まる。
プログラマー職以外で身に着けているとVBAやVBScriptなどで業務効率化が出来るので事務職メインの方が重宝されやすい。
もちろんVBだけでシステムを完結させることも出来る。
案外Rubyへは入りやすいかも?

<VB.NET>

VBと文法はほぼ同じながら思想が違う言語。
VBが中途半端なオブジェクト指向だったり、ランタイムが必要だったりと
一応VBとしても作れるが、メインは.NETFreamWorkを扱うための言語と考えるのがいい。
C#への移行もしやすくVBよりは転職の幅は広く、案件も多い。
実効速度はC#.NETど同等。
Windows10では.NETは標準で入っており、その気になればPCを買った直後からメモ帳とコマンドラインだけでプログラム出来る言語でもある。

<C言語>

C++やjavaなどの言語のもとになった文法のため乗り換えはVBよりしやすい。
C言語の思想が構造化言語のため、オブジェクト指向をどれだけ理解できるかがポイント。
C言語自体まだまだ仕事があるのでC言語一本でも大丈夫。
特に組み込み系には重宝される。
メモリー管理の概念が育つのでオブジェクト指向に対応出来るとかなり強い。
データ中心の考え方のため組み方次第で使用メモリは大幅に変わってくる。
組み込みをやる場合はビットフィールドの概念もあるのでメモリ空間をイメージしやすくなる。
私もここ出身でこの言語は本当に面白い。
不具合でPCも破壊できる最強言語だと勝手に思っている。
前職の新人の頃にメモリークラッシャーの称号を得た。

<C++>

オブジェクト指向を理解した上であれば、他言語への乗り換えはしやすい。
C言語出身者がオブジェクト指向になじめず構造化プログラミングの延長線上程度で扱っていると乗り換えはやはりC言語と同等。
C言語同様にメモリー管理の概念が育つのでオブジェクト指向に対応出来るとかなり強い。
個人的には構造化プログラミングの流れを汲みつつもオブジェクト指向も対応出来てかつC言語同様に処理速度が速い。

<C#/Java>

オブジェクト指向、文法等がほぼ同じ。
C#の場合、C言語の流れから特有の機能もあるもどちらも行き来できる。
汎用性が結構効く言語でWeb開発から汎用機と幅広く使っている。
特にJavaは出た当初からOSを問わずに開発出来るよう考えられていた事からWindows以外のプログラミングとしても幅が広い。
C#もコアな部分のみを使ったソフトウェアならOS問わずに開発出来るようになっているが、こちらはJavaの方に軍配が上がっている。
将来的にはC#の方が開発しやすくなる傾向という話もある。
両言語とも組み込み開発でなければ大抵の言語に即応できるはず。
メモリー管理は自動で行うためメモリー管理の考えは特にない。
C#についてはC++に処理速度が近づいているという話もあるものの、再現性が不安定で修正等が発生した後の処理速度が遅くなるという話もある。

<PHP>

PHP単体ならJavaやC#によく似た文法なのでC#やJavaへの対応は出来そうであるものの、データ型がないという特殊性のためそこに戸惑いがあるかも知れない。
Web系のサーバーサイドプログラミングに用いられる事が主なためWeb系プログラマーが習得することが多い。
上記の言語と違いスクリプト言語という事を踏まえるとPHPからプログラムを覚えた場合、コンパイルを必要とする言語の特性を理解する必要がある。

<Ruby>

日本人によって開発された言語で、オブジェクト指向のスクリプト言語。
こちらも主にWeb系で使われる事が多い言語であり、サーバーサイドプログラミングで用いられる事が多い。
文法は紹介してきた言語の中でも特殊な方で、どちらかと言えばVBに似ている部分がある。
ただし似ているだけであり特性は全く違う。
C言語系統の人間からすると取っつきにくい部分があるが、慣れれば面白い言語である。
Rubyは日本で開発された事もあり、日本では熱いものの求人数は少ないという傾向がある。
Pythonの到来により、Rubyが廃れるとの話もあるが未来の事はまだ分からない。

<Python>

今、最も熱い開発言語だと言われている。
特に人工知能開発に優れていると言われていてAIの分野ではもはや必須と言ってもいいのではないかというくらい。
エンジニア以外にもビジネスパーソンにもツールとして使われるというもありなかなかに面白い言語だと思う。
少なくとも今、学んで損はないだろう。
Pythonからだと他言語への転向はそこまで難しくないとは思うものの、Ruby同様に独特な文法を持っているため、それに慣れていると他言語取っつきにくい可能性はある。

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