AMBER OWL 2018/11/04 22:22

琥梟週報 第3号 『 効果音SP 』

お世話になります、AMBER OWL主催のRMです。

月も変わって11月、涼しいを超えてめっきり冷え込むようになってまいりました。
皆様風邪など召されていませんでしょうか?俺はクソ元気です。
これもひとえに、記事への「いいね」やご支援・フォロー、あるいはTwitterでの反応により活力をくださった皆様のお陰様でございます。
重ねて御礼申し上げます。

今回は「 第3号 『 効果音SP 』 」といたしまして、『ラスト・ストライク』における効果音素材の拝借先をご紹介しております。
他所様の素材をお借りしただけで俺は何もしてないのにこんな偉そうに記事書いちゃって、ちょっと恐悦至極なところではございますが…。
それはとにかくとして、今週号も開始でございます。



それでは今週の内容がコチラです。

今週の目次

  • お知らせ
    - お題箱設置
    - ラスト・ストライク v1.02アップデート
  • 作業週報
    - ラスト・ストライクアップデート作業
    - 3DCG→ドット絵変換システム作成
  • 制作裏話『 効果音拝借先のご紹介 』


お知らせ

まずはお知らせでございます。

お題箱設置

Ci-enに書く内容のネタ切れ対策として、お題箱を設置しております。


▲お題箱はこちら

「こんなこと書いてみて!」といったリクエストや、匿名でのご意見・ご要望、
あるいはご質問などなど、是非こちらのお題箱からお寄せくださいませ。
お題箱へ頂いた内容につきましては、週報にご返信・ご対応いたします。

ラスト・ストライク v1.02アップデート

先日ご案内いたしました通り、ラスト・ストライクのアップデートを行いました。


▲DLsite作品ページへ

ご要望いただいておりましたキーコンフィグとギャラリーモードを実装致しました。
詳細につきましては、先日ご案内のこちらの記事をご確認くださいませ。




作業週報

続いて、この1週間なにをしてたのかといったお話でございます。

ラスト・ストライクアップデート作業

上記のv1.02分のアップデート作業でございます。

今回のアップデート分にて、現段階でご報告頂いているバグやご要望いただいた点のうちすぐに対応できるものについては反映できているはず。(見落としあったらスミマセン…)

v1.02にてラスト・ストライクのアップデートは一旦休止と致しまして、今後は次作の開発および開発用の技術研究に集中したいと思います。
一旦休止といっても、新たなバグやあるいはご要望などございましたら可能な限りご対応させていただきますので、その折にはコメントやメッセージなどからお伝えくださいませ。


3DCG→ドット絵変換システム作成

引き続き「3Dモデルを作りそれを下地にしてドット絵を打つ手順」の改良を行っておりました。
作業内容としてはアニメーションへの対応や、表には出ない裏方処理の改良といったところです。
現段階では下画像のようなものが出力出来る程度になりました。


▲テスト用のPヘッド

さらにこの出力結果を手打ちでポチポチと修正して下画像のようなアニメーションも作ってみました。


▲走るPヘッド

ドット打ちに要した時間としては、アニメーション全体で30分程度。
(変換システムの作成や3Dモデルの準備などを除いたドット打ちの時間のみ計測)

しかしまあ、見栄えがちょっとまだまだですね…。
そもそもモデルがテスト用のPヘッドなのもアレですが、もうちょっとモデルの作り込みやライティングなどで研究が必要そうです。
作業にかかる時間の短縮もまだまだいけそう…。今後はこのあたりの解決を課題として研究を進めていこうかと思っております。





制作裏話『 効果音拝借先のご紹介 』

さて、今回の制作裏話でございますが、ラスト・ストライクの制作においてBGMと効果音の音周りだけが自前で用意できなかったので、様々な素材サイト様よりお借りして制作させていただきました。

今回はその素材サイトの中のひとつOGAWA SOUND 様をご紹介したいと思います。


効果音へのこだわり

まずはOGAWA SOUND様のご紹介の前に、ラスト・ストライクにおける効果音へのこだわりについてちょっと書いてみたいと思います。
ちなみにどれくらいこだわったかというと、8000円の有料ライブラリ買うくらいにこだわってます。

効果音というのは、ゲームにおいてプレイヤーが操作感を実感する上で非常に重要な要素だと考えております。
プレイヤーの操作をプログラムが受け取って処理を開始したことの目印・何らかのダメージを受けた/与えたことの目印としての役割のほか、
プレイヤーがゲーム上で褒められる行為をしたことを聴覚的に実感させ本能的に気持ちよくさせるという極めて重要な役割があるわけです。

ラスト・ストライクにおいては、敵に打撃を与えたときの効果音のうち「決定打にならない弱攻撃」と「決定打になるトドメの一撃(+それにつながるカウンター)」とでヒット時の効果音を大きく変えて本能的な気持ちよさを実現しようと考えておりました。

ただ、いろいろな素材サイト様を探し回ってみても、なかなか納得の行く素材が見つからず…。
もちろん、どの素材サイト様も素晴らしい効果音素材を公開されているのですが「もう少しだけインパクト強めなら…」とか「残響感が欲しい…」といった細かいところで納得が出来なかったわけであります。

OGAWA SOUND様を見つけたのはそんな折でございました。


OGAWA SOUND様のご紹介

ここからOGAWA SOUND様のご紹介でございます。
OGAWA SOUND様は、ゲーム会社にサウンドデザイナーとして約5年半在籍され、様々なゲームサウンド制作に携わられた小川哲弘様が運営されている効果音専門の素材販売サイトございます。

効果音のクオリティの高さもさることながら、素材にある特徴がありまして、
クリエイター自身が組み立てる効果音素材」として、ひとつの効果音がそれぞれのパーツ素材に分けて収録されており、組み合わせることで好みの効果音へ調整することが出来るようになっています。

例として、打撃効果音素材集『SMASH SFX』を購入させていただいたのですが、
実際の打撃が当たったときの音」と「空振り音や骨が砕ける音などの打撃装飾音」に分けて効果音が収録されており、これらを組み合わせることでいろいろな用途の打撃音が作れるようになっていました。

ちなみに、上記に加えて「どのように効果音を組み合わせればよいのか」というレシピとレシピ通りに組み立てた効果音も入ってます。
素材効果音とレシピ効果音合わせてその収録数なんと154種類

この組み合わせて調整できるという機能は本当にありがたいもので、おかげさまでラスト・ストライクの効果音は満足なクオリティと機能を実現することができた次第でございます。

OGAWA SOUND 様では打撃音の他にも人間の各動作や足音、刀や爆発音に銃声、そのほか魔法やテロップ用の効果音まで、様々な種類の効果音を販売されてます。
現在効果音にお悩みの方はアクセスされればきっと解決できるものかと思います。サンプルもあるです。
ちょっとお値段が張りますが、お値段以上の価値は間違いなくあります。



さてさて、今週の記事はこのあたりで。
御清覧くださいましてありがとうございました。

次週もまた未定の状態ですが、まあこれまで3週もやってるわけですからなんとかなるでしょう(ポジティブシンキング)

そんなこんなで、また次週もどうぞよろしくおねがいします。

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