上級騎士

国王の十二盾

王国の中でもっとも優れた騎士に与えれらる称号。
「国王の十二盾」とも呼ばれ、国内最高の鍛冶職人による紋章入りの武器を与えられている。

定席は12。しかし、厳密に守られているわけではない。相応しいものがいない場合は空席のままとされるし、特例で増えることもある。

平時において上級騎士になるための試験は年に一度行われる。ただし合格者はたった一人だけで、非常に狭き門である。並外れた強さを持つことが絶対条件だが、あくまで前提のひとつでしかない。他にも、学力、教養など、試験項目は多岐に渡り、それら全てを潜り抜けなくては上級騎士の称号を得ることは叶わない。

新たな上級騎士が誕生し、その数が十二を超えると、もっとも古くに上級騎士になったものが席を譲る。

現在の上級騎士は11人。5対6で女性の方が多い。欠員は自ら資格を返上したものがいるため(ヴァネッサではない)だが、その者を含めれば5対7となる。これは王国の歴史の中でも初めてのことである。

才能ある女性を見つけては騎士としての英才教育を施す、元上級騎士の女性の存在が男女逆転現象の理由である。現在の上級騎士11人の中に彼女の弟子は実に3人も含まれており、ヴァネッサもそのひとりである。

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