ベルナ公国

アインスラー東大陸の西部に存在する、王国傘下の国。
公都はベリフォール。

東大陸のほぼ全てを手中に収める広大な王国圏の最西端に位置する。

ベルナ西部には肥沃な平地が広がっており、馬の産地でもある。加えて、北部の山脈には竜が住まうなど、為政者にとって非常に魅力的な土地である。
しかし、ある理由により西に隣接するゴロ帝国からの侵略を宿命づけられているため、征服当時の国王は直轄地とせず、ゴロに対する盾として最も信頼していたベルナ公爵にこの地を与えた。

以後、この地は「ベルナ公国」となり、代々の公爵が治めることになる。ウィーアーバンディッツ開始時点の国主は五代目(公子ルージャは六代目となる予定)
なお、これはあくまで国主としてであり、公爵としての家系図はもう少し長い。

世襲でありながら、代々名君を輩出すると評判である。外部からの侵略はあるものの、政情不安に陥ることが少ないため国は順調に発展し、公都ベリフォールは王都に次ぐ都市であるとも言われる。
そのため他の領地持ちの貴族から妬まれることも多く、実際に第六次ゴロ・ベルナ戦争においてベルナは他国より海上封鎖以外の支援を得ることが出来なかった。こうした国内外の貴族間の諍いが救国のベルナ三勇者を生み出す下地となる。


西部~中央部は近隣随一の穀倉地帯である。天候不順に見舞われる可能性も低く、ベルナの国庫の安定を支える。

南部は平地が少ないものの、柔らかく加工に向いた樹種が生息しており、林業が盛んである。

対して東部は土地が痩せており、栽培可能な作物も限られ、石材・鉱物資源の産出が主な産業になっている。しかし西部の豊かさには及ぶべくもなく、この東西格差がベルナを治める上で慢性的な悩みの種となっている。

アインスラー大陸には霊器と呼ばれる特殊な武器を国の威信を示す道具とする慣わしがあり、ベルナには現在、この霊器が三器存在する。

金の鬣、グトルファフシ
戦の羽飾り、グンフィエズル
神速無双、アキツリッパー

北方の隣国を治めるハナディアン家とは、アキツリッパーを巡る因縁がある。

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