文章を書くときに心がけること
なんとか月末〆切のお仕事をこなすことができて一息ついていました。
Ci-enでなにをするのかまだ方向性が決まっていないので、今回は『序の序』分かりやすい文章を書くときに心がけることを3つあげてみることにします。
1.主語と述語はかみ合うようにしておく。
これは読んで字のごとくです。
文章には『主語』と『述語』というものがあります。
これをかみ合わせないと、途端に分かりにくい文章になってしまいます。
2,できるだけ『否定形』は避ける。
文章を読んでいるとき、人間というのは否定されるよりも肯定される方が頭にすんなりと入ってくるものです。
例えば、
・曲がらないように並んでください。
と、言われるよりも、
・真っ直ぐに並んでください。
といった方が伝わりやすいですよね。
些細なことですが、否定形の文章になっていたら、他の肯定系の文章に書き直してみると、分かりやすい文章になるかも知れません。
3,『順接の「が」』『逆接の「が」』を使い分ける。
・今日は日差しが強いが、肌寒い。
・あの人は天才肌だが、しっかり努力もしている。
上の二つが逆接の「が」の一例です。
人間というものは『だが』のあとには否定形がくることを期待して見聞きしているのもです。
それを逆手にとって、順接の「が」というものがありますが、これは扱いが難しいので周りの文章とよく相談して使わないとツッコミを喰らいます。
現に、俺の股間がエクスカリバー!! では、どこか1箇所で校正さんに『順接の「が」が上手く機能していません』とツッコミを受けました。
『順接のが』をもの凄く噛み砕いた言い方をすると、
・今日は日差しが強いが、暑い
こんな感じで違和感のある文章になります。周りとの文章と相談しながら、上手く読者さんの意識を逆手に取れそうだな、と思ったときにだけ使った方がいいと思います。
そんなわけで最後の〆が宣伝というのは我ながら如何なものかと思いますが、
けっこう瀬戸際なので、まだ未読の方はぜひこの機会に読んでもらえたら嬉しいです。
ヒロインから聖水や母乳が噴き出したら編集さんに止められると思うじゃないですか……。
止められませんでした。