Parasite Garden 2018/08/22 21:10

【咎人は道化と踊る】新城朔太郎

補足とかもそもそ

◆背景設定

朔太郎は、愛情に飢えた子供でした。
本編内で朔太郎の母親が主人公に対して本当の娘ができると喜んでいたように母親は女の子の生誕を望んでおり、男の子は望んでいませんでした。
父親も跡取りとしての息子は望んでいましたが非常に厳格な性格のため、朔太郎を甘やかすことはありませんでした。
家の者も、当主である朔太郎父から息子を甘やかすなといわれているので彼を甘やかしたり、目にかけたりすることはありませんでした
その結果、朔太郎は生まれたときからほぼ愛情という愛情をもらっていません。

婚約者として引き合わされた寧々華も、イケメンにきゃあきゃあするタイプでもなく淡々とした自律したタイプの人間だったた寧々華との色恋もありませんでした。

そんな時、目の前に現れたのが貴方です。
まだ幼かった貴方は、かっこいいお兄さんに憧れ甘え引っ付き虫のようにべたべたしてきたかつ、好き好きいわれたため初めてもらった愛情というものに依存したかんじです。

そして、朔太郎の庇護欲と狂気を駆り立てたのは貴方が姉に対して劣等感を持ち、家庭環境に悩んでいることでした。
貴方の両親は差別をするつもりなかったのですがやはり優秀で完璧人間の姉と平凡な貴方をたびたび比べてしまっていました。
姉は貴方に人一倍優しかったのですが、貴方はそれすら嫌味に感じることがあり姉を姉と認めたくない気持ちから、姉を「ねねちゃん」と呼び、朔太郎を「お兄ちゃん」と呼びました。
貴方は姉を嫌っていたわけではなく、劣等感と嫉妬 憧れと愛情でいつも揺れていましたが
「こんなに朔太郎お兄ちゃんが好きなのに、いずれは寧々華のものになってしまう」
そんな気持ちと思春期の複雑な感情から、姉に対し
「お姉ちゃんなんていなくなっちゃえばいい」と暴言を吐いたのです。

それが、悲劇の引き金だと知らずに。

その言葉は勿論、朔太郎は盗聴で知っており
可愛い貴方の願い、かつ自分も寧々華を邪魔だと思っていたので
消してしまえと寧々華を呼び出して突き落としました。

◆寧々華

寧々華の日記にも見れるように、基本的に血族主義の美人です。
家族や親戚のつながりを大事にしておりやや排他的。
貴方のことを本当に愛しており、、心に酷い傷をつけず、朔太郎を排除する方法を探していました。
朔太郎のほうが一枚も二枚も上手で、感情的にならないタイプだったので
どうにもならなかったですが…
完璧ゆえの独りよがりもありましたが、基本的には貴方のことが大好きな優しくて良いお姉ちゃんです。
よく笑うし、よく遊ぶ。普通の女の子。

◆朔太郎

貴方の前にいるとき以外凄まじく冷徹な男です。
基本的に無駄口を叩かず感情的にもなりません。貴方以外全ての人間が嫌いか、興味がないなので徹底的に冷たい男です。
貴方の前ではにこやかに会社のことや家族のことを語りますが、ほぼ全てが憎しみでしかないのでほぼ全て心にもないことを言っている感じです。
特に、父母を心底嫌っており、跡継ぎも放棄したいと考えています。
学生時代はクールでしゃべらないぼっち系美形で人気がありましたが本人はどうでもいいと思っていました。
貴方に全てをささげているので、貴方に拒絶された場合のみ、凄まじい感情をあらわにしてしまいます。
拒絶しなければ、なんでもやってくれて、優しくて、すっごい綺麗な顔で若社長確定のめちゃくちゃいい男です。

ちなみに盗聴、盗撮したデータは全てHDDとバックアップ用HDDに保存しています笑

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索