夏木千夏 2018/06/23 22:56

エリコのお話

陽光の付き纏い、ぐずぐずの暑さとじとじとの湿気にやられる今日この頃。だんだんと胃のやられが強まってきた、ストマックラッシャー・夏木です。
 この名を冠してまだ短いのですが、なかなか苦しい思いをしております。

 さて、前回はルーシェのお話をしましたので、今回はツガイとなるエリコのお話をしようと思います。
 エリコは、弊サークル処女作品である錬金調合百合えっちゲーム 『野に咲く工房と黒き竜』のヒロインである、錬金術士の女の子です。


 ゲーム冒頭にて、エリコは森の深くに一人隠れ暮らす謎の錬金術士として登場します。何やかんやあり、ルーシェはエリコとともに、ちょっぴり危険で、資源の豊富な森の、錬金術ハウスに滞在することになりました。
 彼女は、錬金術士一族の末裔です。彼女の母は錬金術士の家系であり、結婚してからも研鑽を重ね、専門的な学術の側面が強かった錬金術に、実用性を持たせた、血族の中でも異質な存在でした。隠匿されていた錬金術を、少しでも何かの役に立てるべく、昇華する目論見があったのです。それは半ば成功し、半ば潰えてしまいましたが……母の錬金術しか知らないエリコは、そもそもそういうものだという認識とともに、錬金術を覚えました。エリコは、実用的な錬金術の研究をしていた両親を、尊敬していました。反抗期などというものをロクに経験しないまま、死に分かれることになったわけですが、その反動としてか、親以外への反抗が強くなってしまったようです。エリコが錬金術の研究に没頭するのは、作中で語られるものが大きなものですが、もう一つ。錬金術が、両親の遺した唯一のものだから、というのもあるでしょう。エリコにとってはツールであり、絆でもあったわけです。
 ちなみに、エリコという名前は、夏木が個人的に気に入っているものです。昔書いていた小説など、大事なヒロインには、絵里子という名前を好んでつけておりました。子のつく名前が好きで、中でも絵里子はとびきりです(『うる星やつら』という漫画に登場する、了子というやばい女がケッコー好きです。関係ないですけど)。

 そんなエリコの登場する錬金調合百合えっちゲーム『野に咲く工房と黒き竜』ですが、六月二三日現在……七月一一日(水曜日)の正午まで、二〇パーセント割引にて販売させていただいております。
 こちら!
http://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ197125.html
 エリコやルーシェが気になってくださった方がおりましたら、是非、プレイしてみていただければと思います。

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