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投稿記事

【ボーカル曲】フーツラ feat. 一花

Futura feat. Ichika

―“あなたは進む 進む 力強く
前だけ 見つめて 風をまとい”

―“瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
われても末に 逢はむとぞ思ふ”《崇徳院》

PRと個人的な創作活動を兼ねたものとして、爽やかでセンチメンタルな秋色ポップスを制作しました。素材とかではありませんのでその点は何卒。

リリックビデオ/試聴音源

(75MBあります)

権利表記

Photo: Laitr Keiows
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/ea/Osmanthusfragrans%28orange_flowers%29.jpg
Creative Commonsライセンスに従い、映像部分にはCC-BY-SAライセンスを適用します。
楽曲に関する諸権利は留保します。

コメント

憧れの人との離別・再会への期待をテーマに、爽やかでセンチメンタルな秋色のポップスを作りました。
作詞・作曲・編曲から打ち込み・ボーカル補正・ミキシング・マスタリングに至るまで、歌唱以外のすべてを自分ひとりで行っています。歌は知人のツテで、一花(いちか)さんという方に依頼しました。

「こういう曲も作れますよ」というPRでもあるんですが、実のところ僕自身の経験に基づくただの心情の吐露も兼ねています。白状しますと大好きなアイドルマスターのライブで得た感動を反映しています。ちょうど先日は6周年ライブでしたね。

もうひとつの告白。小4の頃のクラスメイトにものすごーくかるたの強い女の子がいて、僕はその子に初恋をしたんです。それで、どうしてもクラス内リーグで戦いたくて百人一首を全部覚えたんですよ。今でもだいたい暗誦できると思います。

この曲を作る本当の本当のきっかけはコンペだったのですが、案を練る中で崇徳院の一首を思い出して、そこからは割とスラスラと詞が出てきました。ボーカリストさんにも、眩しい彼・彼女の姿を思い浮かべながら、「いつか逢おうね」と“空高く風に乗せて”歌い上げてください、とお願いしました。

聴いた後ちょっとエモくなってもらえたら嬉しいです。あと「フーツラ」ってタイトルで何かを悟った方、正解です。(読み方に諸説あるのは存じ上げております)

サムネイル用

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MIDI検定1級合格🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

だいぶ報告が遅れましたが、記事タイトルの通りMIDI検定という資格試験の1級に合格しました

MIDI検定とはヤマハ、ローランド、コルグなどの電子楽器メーカーを中心に発足した一般社団法人音楽電子事業協会が主催する、ミュージッククリエイターの力量を測る資格試験です。1級は、MIDI検定では最上位となる「楽譜からの音楽情報を正確かつ表現力豊かに作品として創造するプロレベルの技能を持つ人材」(受験案内より引用)との認定です。

1級は自宅に送られてくるスコアを忠実にデータ化/音源化する実技試験で、通信規格としてのMIDI(musical instruments digital interface)の知識や運用についての勉強は2級まででさらっておくようにできています。(2級にも実技試験はあります) もしかすると音響機器の取り回しに興味がなくDAWソフトで完結する、あるいは特定のジャンルのみに特化するハイアマチュア層などにとっては、2級より1級の方が簡単に思えるかもしれません。

とはいえ各種スタジオやアミューズメントスポットに備え付けるような機器の操縦、効率のよいデータ制作にあたってはMIDI規格の知識が欲しいところですし、いろんな楽器や奏法を表現できるように作られているMIDIを学ぶことは、多くのジャンルに対応するための「地力(じりき)」を確かなものにすることにもつながると思います。

一方で、いくらMIDIが30年選手の通信規格であるとはいえ、「MIDI検定」自体の内容としては、近年の音楽制作業界に必要なラウドネス(デジタル信号内での音量感)コントロールやエンコーディングに関する知識を問う量が少ない分、その権威を疑問視する声もあるようです。かくいう僕ももう少し突っ込んだ内容を訊いてくるものだと思っていたフシはあります。

今年受験するにあたって持っていた狙いのひとつは、2年前に同じMIDI検定1級を取得した声優の小岩井ことりさんを通じて、大好きなアイドルマスター(小岩井さんは天空橋朋花役で出演)やのんのんびより(小岩井さんは宮内れんげ役で出演)を生んだ業界への憧れを憧れのままにしていないことを確かめることでした。小岩井さんについては過去の記事(劇場版のんのんびより観てきたのん - ci-en.jp)でも触れています。

結果は小岩井さんと同じ95点での合格。90点満点のデータ制作がノーミス通過、成果音源の審査がA判定で+5点という内訳です。S判定をもらうには5名の審査員のうち3名からS評価(最高ランク)をもらわないといけないため、おそらく95点合格というのはほぼトップ合格のことになるでしょう。実際小岩井さんも当時同率1位でのトップ合格だったそうです。(声優の小岩井ことりさん、超難関のMIDI検定1級もトップ合格だった! - dtmstation.com)

実は過去1級を受験して失敗していたため、今年こそは受かりたい!これを自信にしてもっとたくさんのお仕事をもらって、少しでも先輩たちに報いたい!という気持ちで、お盆のバイトもおばちゃんたちに調整してもらいながら臨みました。しっかり結実して本当によかったです。

検定に受かる前と後で技量的に何かがものすごく変化したようなことはありませんが、そう、何といってもあのヤマハやローランドのお墨付きをもらえた、という一点でもちょっとした自慢ですよね。ぜひ僕を頼ってもらえればと思います。

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【音リテラシー】「良いサウンド体験」ってなぁに?

落語でいうマクラ

僕は飲食店でのアルバイトの経験がありまして、まあわかってくれる方も多いと思うんですが、普段からお客さんに「ありがとうございました〜」とか言っていると、自分がお客さんの立場で外食しているときでもスタッフさんが「ありがとうございました〜」と言っているのにつられて「ありがとうございました〜」って言ってしまいそうになったり、ひどいときはバイト中お客さんの帰る後ろ姿に向かって「ごちそうさまでした〜」なんて言いかけてしまったり、するわけですね。よほどの美人が通ったのでしょうか。

「ありがとうございました〜」ひとつをとっても

店員さんが忙しいときなどは、「ごちそうさまでした〜」と会釈して店を出ようにも「ありがとうございました〜」と返してもらえず、なんとなく間が悪い感じになってしまうこともありましょう。くらびすたは小心者ですからこういうときは、態度が悪いだの何だのと思うことはおろか、「僕が帰ったことがわからないと、後でテーブル拭くのに支障が出ないかな」などと考えてしまう始末です。

「ありがとうございました〜」という挨拶がもらえたのはいいけど、実は一旦トイレに立っただけで、本当は戻ってきた後にお茶のおかわりでも飲むつもりだった…ということもよくあることかと思います。遅いのはもちろん、挨拶は早すぎてもエレガントでないのです。

○亀製麺やラーメン○郎での退店時の流れを順番に並べるとこうなるでしょう:

(1) 席を立つ
(2) 出口に向かう
(3) 戸を開ける
(4) 外へ出る
(5) 振り向く
(6) 戸を閉める

これらのタイミングについて「ありがとうございました〜」を言ってもらい「ごちそうさまでした」と返すことを想定してみます。人によって感覚は違いましょうが、とりあえずくらびすたの場合は…

(1) ちょっと早すぎない?
(2) トイレ行くだけの人に声かけたら気まずくなりそう
(3) 店員さんに対して真後ろを向くように戸が付いている場合、「ごちそうさまでした」のため振り向く必要がある / 真横に戸が付いている場合はそのまま真横を向いて「ごちそうさまでした」を言えばいいのでスムーズ
(4) 足を止めるなり向き直るなりする必要があるので若干ぎこちない
(5) !!!このタイミングが一番いい!!!だいたいこのタイミングでこちらを向いてもらえると目が合うので嬉しい
(6) 遅いわw

という所感に至ります。

こういった印象はセリフの長さでも前後します。丁寧な言い回し「ありがとうございました、またのお越しをお待ちしております」は(5)のタイミングだと下手すれば聞き終わるまでに戸を閉めてしまいそうですが、(3)のタイミングだとセリフの終わり際に合わせて「ごちそうさまでした」を言うことができれば収まりがいいですね。

まあお客さんの身分でこれを強いるわけにはいきませんが、自分がこれを提供する側に回るとなれば、つまりそれはより清々しい気持ちでお客さんに帰ってもらうための「セリフの長さとタイミングの調整」、まさにサウンドデザインなのです。

これはダイマなのですが、ラーメン荘「歴史を刻め」六甲道店のトニさんはほぼ毎回(5)のタイミングで「おおきに!ありがとうございます〜!」と声をかけてくれるので大好きです。

これが店の外観です。ちょうど(5)のタイミング、戸を閉めようと振り向くタイミングで店主さん(真ん中の帽子をかぶっている人)と目が合うんです。サクッとテンポの良い挨拶と相まって、とても具合がいいんですね。これなどまさにUI/UX面とのシナジーといえましょう。

まとめ

この記事では飲食店での挨拶を例にとって、どういった音をどういったタイミングで鳴らすべきかを検討する流れについて説明しました。そして、(偶然であれ意識的であれ)ユーザーの動線と声の出し方の兼ね合いによって優れた効果を発揮している実例を紹介しました。

人間気に入らないものには敏感でも、心地いいものとその理由についてはなかなか気付きません。サウンド周りなど目には見えないものですからなおのことです。それでも折に触れて、そのスムーズな流れ、「『何事もなかった』という体験」について科学することができれば、サウンドも含めた様々なもののデザインについてより一層深いものを味わい、生み出せるようになれると思います。

この記事がその一助になれば幸いです。

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