【風呂場シーン】シャワーな気分【SS少し】

こんばんは！　今宵もご来訪ありがとうございます！(･∀･)

上の画像は昨日ツイッターに上げたものなのですが、ツイッターでは詳細説明ができないので、こちらに書かせて頂きます。
＊作業的なものなので、読み飛ばしてもかまいません。

『さよこ』は学校のシーンなどの、モブ（生徒など）が多いです。
そして、そのモブは『イベント』として配置されます。基本的には『モブ１人＝１イベント』となり、モブの数と比例してイベントが増えていく訳です。

で、そのイベントが多くなればなるほど、（パソコンの挙動が）重くなります。
そんな訳で、イベント数はなるべく少ない方が快適になるって事でございますな。

とはいえ、大勢の人を配置しなければならないシーンもあります。
授業中しかり、遠足しかり、海しかり、数人のモブでは切ない場面ですな。

そこで、いかに大勢いるシーンを（出来る限り）軽くするかを模索した結果、ウチで施した対策は以下のとおりです。

【その１】

・纏められる複数のモブは一つのイベントにする。
冒頭画像のアメフト部やカップルのように、全く同じ動きをする＆動く速度も同じイベントは一つのイベントとして作成しています。

それにより、１０人のカップルがいたとしたら、５つのイベントまで減らせる（場合によってはそれ以下）訳です。

ただ、あまり大きな画像を用いるのは、反って重くなる気もするので、その辺は目分量で適当に調整といったところです。

これで（絵のある）イベント数は大分減らせるのですが、これはまた別の問題もありまして、プレイヤーが話しかけたりするとき、この方法だと『イベントの真ん中以外には反応しない＆端っこをすり抜けてしまったり』します。

そのため、それを埋めるために、台詞のみのイベントを周りに配置する必要があるのです。それなら、結局はイベントの数は変わらないのでは？　とお思いでしょう。

確かに変わらないのですが、台詞のみのイベントは絵（＆足踏みアニメ）のない分、多少軽くなります。

とは言え、ここでまた問題がありまして、ツクールのシステムは、『絵のないイベントも毎フレーム監視して、チェックしている』ので、結局のところ、絵があってもなくても、イベント数が多いと重くなってしまうのです、、、

そこで、絵のないイベントの監視を除外すれば、軽く出来るのではと考え、ツイッターのフォロワーさんで、いつもお世話になっているスクリプト製作者の方（コミュ太郎さん）にお願いした所、快く受けてくださり、すんなりと解決しました。

ちなみに『スクリプト』というのは、（物凄く簡単に言うと）システムや表現の幅を広げてくれるプログラムです。
それらも、絵の素材同様、製作してくださる職人様がおられます。

さて、話を戻しますが、具体的な数値でいうと、冒頭の遠足シーンでは一瞬FPSが40くらいまで下がるのですが（基本数値は60）、これを導入したところ、57程度に落ち着きました。
やっぱり少しは低下するけど、このシーンはイベントが100くらいあるので、まあ、仕方ないかなと。

【その２】

・これはほとんどの方も導入されていると思いますが、『画面外のイベントのチェック（更新）をしない』というスクリプトの導入。
『さよこ』の場合は、アホみたいに広いマップはさほどないのですが、

【その３】

・その２と被るのですが、他の軽量化のスクリプトを導入したり。

前回の記事でも書いたんですけど、やっぱり快適にプレイしてもらえる状況は最低限の条件な気がします。

今のパソコンは性能がいいし、美麗な３Ｄゲームでもヌルヌルと動いたりしますが、遊んでくださる方の誰もが、ハイスペックなパソコンとは限りませんので、なるべくなら古いノートパソコンでも遊べるようにしたいと思っております。

長々と書きましたが、面白い＆快適なゲームを作れたらいいなという事で〆させて頂きます(･∀･)

閲覧ありがとうございました！ヽ(・∀・)人(・∀・)ﾉ

続きの限定記事は、ワクワクバスタイムのシーンのＳＳを少しだけ載せておりますＹＯ！