【完成イラスト】ものべの_夏葉大_冬服2
今回は、リクエストいただきました
夏葉大の冬服の肌色修正版です。
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whisp 2021/07/18 20:41
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whisp 2021/06/03 20:08
本日はリクエストいただきました。
夏葉大のイラストです。
ものべの -happy end-の時にプロメロというエロ漫画雑誌の表紙イラストとして描き下ろしたものです。
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whisp 2021/05/05 14:40
「んゆ? かあたんかあたん!
きょうえみのおたんじょうびなのにケーキじゃないの??」
「ふふっ、けえきは晩の楽しみじゃ。
今日はえみのお誕生日であると同時にこどもの日でもあるからの。
三時のおやつは、かしわもちにいたそうぞ」
「わーい! かしわ!! えみ、かしわだいすき!
いっただきまーーーす! あむっ!
…………???」
「いかがした? ちまがネコダマシをされたような顔をして」
「かしわなのにおにくじゃなーい! あまいの! あんこ!!
おいしいけど、かあたんまちがえちゃった?」
「ああ」
透が四足を食せぬがゆえ、我が家で肉といわば鶏。
かしわ鍋があまりに好きすぎて、去年のことこの日の記憶なぞ、消し飛んでしまっておるのじゃろう。
「鶏肉もたしかにかしわであるの。
が、この餅も確かにかしわ餅で間違いない。
ほれ、おもちを包んでおるこの葉っぱ」
「はっぱ! あれ!? これ、ぷらちっくじゃない! ほんものだー!」
「うむ。『柏の葉』という。
柏の葉でくるんであるゆえ、柏餅じゃ」
「そおなんだー。かしわのおにくがはいってるんじゃないんだね」
「じゃ。じゃがの? 柏の葉と、鶏のかしわ──黄鶏との間にも浅からぬ縁がある」
「なになに!? それって、どーゆーえん??」
「うむ。今の季節は新緑の柏の葉じゃが、秋になれば黄葉し、冬間近には茶色くなる。
その冬近くの柏の葉の色が、黄鶏の羽の色とそっくりなのじゃ」
「そおなんだ! それってどんないろ!? えみ、みてみたーい!!!」
「む……。ああ、確か村長が庭で放し飼いにしておるの。見たいといえば見せてくれるであろ」
「わーい! いってきまーす!!!」
「な!? 少し待つのじゃ! どこかにでかけておるかもしれぬし、
電話をして約束をとりつけてからにせねば」
「そうなの? じゃ、はやくしてして、でんわ!」
「うむ」
……少しばかりせっかちで粗忽であわてんぼうじゃが、ともかく元気に育ってくれた。
新しい年齢でもどうかますます、健やかに育ってほしいものじゃ。
「──約束を取り付けたぞ。いますぐお邪魔してかまわぬそうじゃ」
「わーい! そんちょうさんとこでかしわみる!!」
「うむ!」
「それでね! よるはね! バースデーケーキとかしわなべ!!」
「うむ!?」
……健やかに。
そして願わくば。
もう少しだけ──しとやかに。
whisp 2021/04/20 22:18
こんばんわです! 進行豹でございます!!
今日は「ものべの」ヒロイン! すみちゃんのお誕生日でございますね!
めでたい!!!
で、せっかくの機会なので、わたくし、
『1000文字ショートストーリー』にチャレンジしてみようと思いました!
いままでも誕生日お祝いショートストーリーはちょこちょこ書いていたのですが。
諸般の事情で
「1000文字分量くらいのショートストーリーで、ちゃんと面白いもの」
を書けるようになる必要があるため。
今まで:書きたいものを分量気にせずすきにかいてた
これから:1000文字以内という枠を定め、その中できっちり構成
ということに、今日から改めていこうかと!!!!
というわけで、当初1500文字程度あったのを998文字までブラッシュアップしたすみ誕SS!
このままさくっと貼り付けますので、もしよろしければどうぞお楽しみいただけますと嬉しいです!!!
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2021/04/20 沢井すみお誕生日SS『誰もおらぬお誕生日』 進行豹
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「なんじゃなんじゃ! 今日はわらわのお誕生日じゃと申すに」
残念ながら、自称、お誕生日じゃが。
わらわは間に合わなかった家守──
本来守るべきであった家は、わらわが生を得た瞬間にはもう滅びており──
人の暦を知ったのは、沢井の家の呼ばわれた後であったのじゃから。
「が、透より一週間だけおねえさん。ゆえに今日。
それですっかり定着しておったではないか!」
なのに。おらぬ。
透はおろか、夏葉も、のみならず飛車角までもが。
「……自業自得、かの」
毎年毎年、透がくれる贈り物。
帆布の前掛け。刺し子の鍋つかみ。毛糸の肩掛け。
わらわの好みをようわかっており──で、あるからこそ使えぬもの。
「……透は学んで、お医者にならねばならぬ身じゃ。学ぶべき貴重な時間を臨時雇の仕事に費やし、
そうまでして稼いだお金をわらわへの贈り物に使うなど……決してあってはならぬゆえ……」
ゆえに、素直に喜べぬ。
透の気持ちがどれほどに嬉しかろうと──喜んだなら、透はきっと、更にがんばってしまうがために。
「……贈り物を使わず、喜びもせず。
それを幾年も繰り返したなら、祝われぬ様になるもの当然であるか。
とは申せ──」
しかし、やはり……
せっかくのお誕生日を、たった一人で過ごすというのは……
「さみしい、の」
「たっだいまー! ね!? すみちゃんすみちゃん! 間に合ってるよね!? まだ今日のお夕飯、すみちゃん準備してないよね!?」
「!!?」
「大丈夫じゃろ。食い物の匂いはまるきりしとらんでのう」
「すみ? あれ? すみ? どこ??」
「ま、まったく! なんじゃ騒がしい──っ!?」
「えっへへー! すごいでしょ! 菜穂子おばちゃんにおそわって、夏葉たちで作ったんだよ!!」
柚子胡椒を揉み込んだ蒸し鶏。
サワラの柚子焼き。
ゆず味噌田楽。
さといものゆずあんかけ。
──どれも見事に、わらわの好物ばかり……っ!
「これは──その、もしかして、じゃが」
「もしかしなくてもご想像どおりだよ。バイトしてプレゼント買うの、すみ気にしちゃうみたいだからさ。
無理をしないで、すみにも気兼ねなく楽しんでもらいたくって、考えたんだ」
「あぁ──」
「やったぁ! すみちゃん、喜んでくれてるー!」
「飯ぃつくると腹が減るのぉ。ちくと早いが、もう夕餉にしてもええんじゃないかの」
「そこはほら、今日のヒロインのご意向次第で」
透が笑う。
わらわのことを、まっすぐ見つめる。
「すみ、お誕生日おめでとう!!!」
whisp 2021/04/09 17:36
本日はリクエストいただきました
ものべの happy endのVFBの表紙差分のイラストです。
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fantiaクラフトでは
B2タペストリーが登録されています。
https://fantia.jp/products/126226
意外にも抱き枕カバーをリクエストした人もいます。
https://fantia.jp/products/126619
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